測定、分析受託

熱伝導測定受託のご案内

熱特性測定器


熱特性測定器 TRMS-2000

計測ユニット

熱特性試験とは

熱伝導樹脂の熱抵抗(熱伝導率)の評価機器が理化学機器メーカー各社から多く紹介されています。それらの測定基準はASTM D5470に準拠したもので、定常法が原理です。
 これらの評価機器は測定部上側の冶具のヒーターの熱が試料を通過し冷却された測定部下側の冶具に伝わり、その温度差から熱抵抗を求めます。

 すなわち、上下の冶具(金属製)に挟まれた熱伝導樹脂(グリス状、ゲル状、ゴム状、樹脂状物)は冶具と熱伝導樹脂間に以外に大きな、接触界面での熱伝導を阻害する接触熱抵抗が存在します。
 熱伝導樹脂の熱抵抗と試料の上下面との接触熱抵抗を含んだ熱抵抗(熱伝導率)を評価している事になります。

 株式会社いおう化学研究所(盛岡市)および弊社はそこに注目し、接触界面の熱抵抗を可能な限り小さく評価できる熱特性測定方法及び測定器を開発しました。これまでの測定機器では熱伝導樹脂の熱抵抗の正確な評価が出来ませんでしたが、本技術により格段に高い精度で熱抵抗を測定することが可能になりました。

 弊社では本測定装置による熱伝導樹脂の受託測定を行います、ご相談をお待ちします。

分析事例・所有装置のご紹介

形態観察・成分分析・遺物分析・紙分析 等

主要分析装置

分析観察事例 ~フリースペース法による電磁波特性の測定~

フリースペース型Sパラメータ測定装置を用いて、シート資料の下記項目を評価できます

測定風景

以下、周波数依存性

  • 垂直入射における反射強度
  • 斜入射における反射強度
  • 透過強度
  • 吸収強度
  • 複素比透磁率
  • 複素比誘電率
測定事例

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